葉治 英哉さん(3月7日)(2016/3/07 09:36)
デーリー東北

葉治 英哉さん(3月7日)(2016/3/07 09:36)

 八戸市在住の作家で、第1回松本清張賞に選ばれた葉治英哉(はじ・えいさい=本名奥山英一=おくやま・えいいち)氏が2月29日午後0時55分、病気のため八戸市内の病院で死去した。87歳。青森市出身。自宅は八戸市城下4の7の5。葬儀は故人の遺志に従い、近親者のみで執り行った。喪主は長女吉田郁子(よしだ・いくこ)さんが務めた。

 法政大文学部卒。地方公務員、八戸市の会社役員を経て作家となった。1989年、幕末の秋田戦争を題材とした「戊辰牛方参陣記」で第37回地上文学賞を受賞。94年に幕末の戊辰戦争に動員された南部マタギを描いた「■(けものへんに又)(またぎ)物見隊顛末(てんまつ)」で、松本清張賞に輝いた。

 戊辰戦争などを題材にした時代小説を中心に手掛け、歴史的に埋もれがちな地方史を掘り起こすことにも力を入れた。著作は他に「松平容保」「定年影奉行仕置控」「夢とのみ―鍵屋村井茂兵衛覚書―」など。中国・春秋時代の軍師を描いた「張良」はハングルに翻訳、韓国でも出版された。

 1990年度に八戸市文化奨励賞、94年度に市文化賞、2010年度に市功労賞。06〜14年度はデーリー東北新春短編小説の選考委員を務めた。13年に本紙文化面の連載「斗南藩と青森」にも寄稿した。

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