左舘 秀之助氏(2月22日掲載)(2017/2/22 09:46)
デーリー東北

左舘 秀之助氏(2月22日掲載)(2017/2/22 09:46)

 八戸市の作家で歌人の左舘秀之助(さだて・ひでのすけ)氏が20日午前7時23分、肝臓がんのため、八戸市内の福祉施設で死去した。92歳。八戸市出身。自宅は八戸市新井田館平6。葬儀は25日午前11時から、八戸市新井田寺ノ上13の1、対泉院照山会館で。喪主は長女工藤千尋(くどう・ちひろ)さん。

 1924年生まれ。旧制八戸中、青森師範学校卒。八戸市内で小中学校教員を務める傍ら、精力的に執筆活動を続けた。50年に同市の詩人中寒二氏らと同人誌「北方人間」を創刊し、戦後八戸の文芸発展と後進育成に貢献した。

 60年には小説「木石抄(ぼくせきしょう)」が第43回直木賞候補となる。郷土にまなざしを向けた作品も多数発表。78年、本紙に1年間連載した長編小説「童子(わらし)ごよみ」は昭和10年代の八戸を舞台に、自らの子ども時代を思い出しながらほのぼのとした世界を描き、80年に書籍化された。

 同年、第5回青森県芸術文化報奨と八戸市文化賞、81年に第9回デーリー東北賞を受賞。99年度まで本紙新春短編小説の選考委員を務めた。2001年、勲五等瑞宝章受章。

 短歌結社「国原(くにはら)」や「まひる野」に所属し、同市の「草の会」を主宰するなど、歌人としても活躍。市内小中学校の校歌の作詞を手掛けた他、同市の「三浦哲郎文学顕彰協議会」顧問を務めるなど、幅広く地域の文化活動に取り組んだ。

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