「ハイキュー!!」の聖地・軽米 おもてなしで再訪を(2017/7/31 08:30)
デーリー東北

「ハイキュー!!」の聖地・軽米 おもてなしで再訪を(2017/07/31 08:30)

おぼない旅館の“ハイキューの間”。今ではグッズの7割がファンからの頂き物だ=6月、二戸市

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 週刊少年ジャンプで連載中の高校バレーを題材とした人気漫画「ハイキュー!!」の舞台のモデルとされ、注目が集まる軽米町。多くのファンが“聖地巡礼”に訪れ、隣の二戸市・金田一温泉郷にも波及効果が広がる。地元では、このブームを一過性に終わらせないよう、工夫を凝らしたおもてなしで地域の魅力を発信し、再訪につなげている。

 物語の公式な舞台は宮城県だが、作中に登場する学校や体育館、風景が同町のものと似ており、イメージの原型では―と話題に。国内外からファンが訪れ、作品の世界観を満喫している。

 町民有志の団体「ふるさと応援隊わ・かるまい」(堀米孝太郎代表)は、商店街の空き店舗を活用して案内所を開設。2015年夏から、町内の“聖地”の案内や地図の配布をボランティアで担う。

 作品に関連するスポットにとどまらず、町内外の観光名所も案内。バーベキューや地域の祭りに招待したり、地元住民の家で一緒に郷土料理を囲んだりと、町民の温かい人柄やファン同士の交流を体験できる企画も展開している。

 取り組みの効果が表れ、毎月のように訪れる常連や、韓国や台湾など海外から再訪するファンも。わ・かるまい理事の堀米悠平さん(35)は「ハイキュー!!を入り口に、少しずつでも軽米町に愛着を持ってもらえれば」と語る。

 金田一温泉郷の「おぼない旅館」は、作品のファンが目立ち始めた3年前から、グッズで埋め尽くした特別仕様の部屋を用意。ファンには“ハイキューの間”として知られる。

 ささやかなサプライズとしてこぢんまりと始めたが、宿泊者が重複して持っている物を寄付したり、自宅から旅館に送ってきたりして、グッズはどんどん増加。今では7割がファンからの頂き物という。若女将の大建ももこさん(32)は「いつしかみんなでつくり上げる空間になった」と笑う。

 旅館内での大建さんや他のファンとの交流、グッズの充実で以前よりも“進化”した部屋を楽しみにリピーターになるケースも。ハイキューの間の宿泊者の3割以上が再訪してくれるという。

 清掃などもあるため、部屋の準備には毎回1時間以上かかるが、手間を惜しまないおもてなしがファンを喜ばせている。大建さんは「2回、3回と訪れるうちに地域のことも気に入り、『本当にいい所』と言ってくれる」と手応えを感じている。

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