イクラ高値、年末年始の食卓に影響も(2017/12/24 11:00)
デーリー東北

イクラ高値、年末年始の食卓に影響も(2017/12/24 11:00)

イクラの価格が高騰し、年末年始の食卓への影響が懸念される

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 秋に最盛期を迎えたサケの不漁で、供給不足となったイクラの価格が高騰し、八戸市内でも値上げや品薄に見舞われている。おせちなど年末年始の食卓に欠かせない食材とあって、鮮魚店や飲食店は販売価格を極力上げないために工夫を凝らすが、消費者からは購入をためらう声も聞かれる。

 八食センターに鮮魚店を構える男性によると、昨年は1キロ当たりの仕入れ値が6千円ほどだったのに対し、今年は8千〜1万円と跳ね上がった。販売価格も上げざるを得なく、「価格が高いせいなのか、イクラを買い求める人が例年より少なく感じる」とさみしげだ。「他の店でも、1パック当たりの量を減らすなどして、工夫をしているようだ」と漏らす。

 市内を中心にスーパーを展開する会社によると、品薄となった国産品の代わりに、米国産のイクラを増やして対応しているという。毎年秋から冬にかけて、イクラが多く店頭に並ぶ陸奥湊駅前の市場では、市場に出回る量が少ないことから、取り扱っていない店もある。

 一方、飲食店では価格を変えずに提供を続ける店も多い。同市城下1丁目の「しんぶんカフェ・俵屋」の沢上弘代表(65)は「イクラの赤色は、料理の見栄えをよくする欠かせないもの。仕入れ値は倍近いが、お客さんのためにも値段は変えない」。同市吹上1丁目の「信寿(ず)し」の板前高森利信さん(41)も「イクラをおいしそうに食べる子どもたちを見ていると『もっと食べて』と思う。なるべく値上げはしないようにしたい」と話した。

 一般家庭にとって、イクラは高価で手の届きにくいものになっている。娘がイクラが大好物だという市内の30代主婦は、毎年秋ごろにイクラを購入し、しょうゆ漬けにして正月に食べるのが恒例だった。「スーパーを何軒も回ったが、品数が少なく値段も高い。娘は残念がっているが、今年は買うのを諦めた」と、ため息をついた。

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