”二重奏”未来へ 十和田・北園小台湾音楽交流

<下> 姉妹校締結 芽生えた友情いつまでも
(2002/03/17)
姉妹校締結に臨んだ左から小笠原豊重稲生ライオンズクラブ会長、大平寛北園小学校長、徐政雄北成國民小学校長、江天生羅東国際獅子会会長
 十和田市立北園小(大平寛校長)と羅東鎭北成國民小学(徐政雄校長)は八日、両校にとって初めての姉妹校を締結し、これまではぐくんだ友情を一層深めていくことを誓い合った。
 両校の交流は二○○○年九月二十四日、十和田市内で開かれた十和田稲生ライオンズクラブ創立二十周年の式典で、北園小吹奏楽部が彩りを添える演奏を担当したのがきっかけ。
 式典には、同クラブと友好関係にある羅東国際獅子会の会員も招かれていた。同会会員は、きびきびとした態度で一生懸命演奏する北園小児童の姿に感動し、北成國民小学との交流を北園小側に持ちかけた。
 昨年八月、北成小学の教職員や同会会員の引率の下、児童二十八人が二泊三日の日程で十和田市を訪問。その後、徐校長が正式に台湾訪問を要請し、今回の交流が実現した。
 両校はともに音楽に熱心に取り組んでいる。加えて北成小学が四月に創立四十周年、北園小も十月に同五十周年の節目を迎える。交流事業に積極的姿勢の徐校長は大平校長に対し、「二年に一回は行き来しよう」と、熱い“ラブコール”を送った。
 大平校長は、経済的に厳しい点を強調しながらも「父母に旅費の負担をお願いしてでも連れてきたい」と、前向きに取り組みたい考え。その視線の先には屈託のない笑顔で触れ合う両校児童の姿があった。
 最終結論は出なかったが、両校長は二年おきにお互いが訪問し合う交流事業に意欲を示す。
 今回の台湾訪問を関係者は異口同音に「実り多いものだった」と評価。小川康佑君(四年)は「世界が身近に感じるようになった」と感想を話した。
 北園小と北成國民小学による“二重奏”は始まったばかり。その音は輝きを増しながら、広がる未来へと響いていくに違いない。
私も一言
野藤 千聖さん
「ホームステイ先で夜遅くまで遊んだことが、一番の思い出です」
佐々木友里恵さん
「北成小学のみんなと息ぴったりの演奏ができた。一番の思い出です」
和島美幸輝さん
「ホームステイ先の人と住所を教え合ったので、文通をする予定です」