縄文紀行 北日本の遺跡〜実像に迫る
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縄文時代。それはわれわれが想像するより、はるかにエネルギッシュで、質の高い文化に彩られていた。国の特別史跡・三内丸山遺跡はその一端を切り取って、現代によみがえらせてくれたが、もちろん、この一握りの事実だけで「縄文ワールド」のすべてが解き明かされるわけでもない。この一万年にも及ぶ空白の時代はとてつもなく奥行きが深く、ナゾに満ちている。青森県を中心とする北日本の地域は三内丸山以外にも、学術的に貴重な遺跡が多いことで知られている。そこで、これらの主要遺跡と、そこから出土した遺物に照明を当てながら、あらためて「日本文化の基層」とされる“縄文の実像”に迫ってみることにした。 |