
| がん患者支援 「タオル帽子」普及に努める(2008/08/31) | |
吉島さんは、洋野町の保育園で調理師として働きながら、がん患者の家族らでつくる「青森県よろこびの会」や「岩手ホスピスの会」に所属し、サポート活動をしている。 タオル帽子作りのきっかけは、がん患者やその家族が、想像以上に抜け毛に悩んでいるという話を耳にしたことだった。自身も三十歳の時、悪性リンパ腫を患い、抜け毛に苦しんだ経験を持つ。 「同じ悩みを持つ患者のために、何かできないか」。そんな思いから、今年六月、岩手県内を中心に帽子作りの講習活動を始めた。 医療用かつらは数十万円と高価なため、手軽に使えるものを―と、フェースタオルを用いた帽子を考案。型紙は吉島さんのオリジナルで、それに合わせてタオルを裁断し、縫い合わせるだけという手軽さが人気の一つ。丸洗いが可能なため、衛生的にも優れている。 八月二十三日、八戸市で初開催した講習会には、定員を上回る約四十人が集まった。参加者は、吉島さんの指導を受けながら作業を進め、早い人では一時間余りで完成させた。参加した市内の主婦(60)は「思ったより簡単にできて驚いている。万一の時には、役に立てたい」と話した。 吉島さんは「がんやそれに伴う脱毛は、人ごとではない。作り方を覚えて、いざという時にはぜひ、タオル帽子を使ってほしい」と呼び掛けている。 型紙の発送や作り方についての問い合わせは、吉島さん=携帯電話090(1496)3669=へ。 【写真説明】 抗がん剤の副作用の脱毛に悩むがん患者のため、「タオル帽子」の普及に努める吉島美樹子さん |
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