町営特養ホームの個人情報流出か/軽米(2008/09/06)
 軽米町が運営する特別養護老人ホーム「いちい荘」の過去の入所希望者の氏名や住所など、少なくとも約百八十人分の個人情報が、インターネット上に流出した可能性があることが五日、分かった。二〇〇二、〇三年度に同荘の所長だった元町職員(62)の自宅のパソコンから、ファイル交換ソフト「ウィニー」を介して流出したとみられる。
 町は同日現在、情報流出の事実を確認できておらず、今後事実確認し、流出した可能性がある情報の精査を急ぐとともに、該当者に謝罪する方針。
 町によると、現時点で流出した可能性があるのは、〇四年三月時点の「入所希望申込受付簿」百二十三人分や、介護者の状況などを記した「入所希望者配点調査票」五十八人分など。
 同日朝、町役場に登庁した職員がファクスで届いた匿名文書を発見。同荘の内部情報がファイル交換ソフトを介し、ネット上に流出している―とあり、掲示板サイトのアドレスが記されていた。
 同サイトには、同荘の入所希望申込受付簿などが七月に流出、との書き込みがあった。
 町が内容から想定された元職員に確認したところ、元職員は所長在職時、自宅で仕事をするため、入所希望者に関するデータをフロッピーディスクに入れて持ち帰り、パソコンのハードディスクに保存していた。
 ウィニーは、家族がパソコンにインストールして使っていた。元職員は「流出事件になるなどとは思ってもいなかった」と話しているという。

now loading..................