配管2カ所取り違え 不十分な溶接も判明(2009/03/19)
 十八日に開かれた導水管漏水事故調査委員会は、事故原因について、本来の設計と異なる配管ミスと溶接時の施工不良が漏水事故につながったと推定。これに加え、地震などの何らかの外的な力が働き、導水管に亀裂が生じたと結論づけた。
 
 事故調査委によると、水漏れを起こした個所は、本来の設計と異なり、A―2(図中)の管とA―4の管が取り違えて配管されていた。同様に、A―1とA―3についても配管の際に取り違えて敷設した可能性がある。
 配管ミスにより、本来、削らなくてもよい部分を削った管がつながれるなど、テーパ加工(管の削り込み)が正しく行われておらず、もともと弱い構造になっていた。事故調査委は「(配管ミスで漏水個所に)力が集中し、弱点になったのではないか」と分析している。
 また、漏水個所の導水管のサンプルを採取して調査した結果、管の上部の溶接が不十分だったことも判明。溶接時に十分溶かしきれていなかったためとみられる。水漏れを起こした管の上部には約一〇ミリほどの亀裂が生じていた。
 事故調査委は、配管ミス、施工不良に加え、地震や地盤沈下など、外部から何らかの力が長年にわたって加わり、亀裂が生じたとの判断を下した。

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