合計特殊出生率 青森県1.30に上昇(2009/06/04)
青森県の合計特殊出生率と出生数の推移
 女性1人が生涯に産む子供の推定人数を示す合計特殊出生率で、2008年の青森県は1・30となり、過去最低だった前年から0・02上がったことが3日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。ただ、全国平均(1・37)も上昇したため、差は0・07(前年0・06)に広がった。青森県の全国順位も前年同様、ワースト10位と依然、下位にとどまっている。
 出生数は1万187人で、25人増えた。前年より増加したのは06年以来。
 青森県の合計特殊出生率は、06年に初めて全国平均を下回り、その差は拡大傾向にある。
 人口1千人当たりの出生率も全国平均の8・7を下回る7・3で、秋田県に次ぐワースト2位だった。
 岩手県の合計特殊出生率は2年前から変わらず1・39で、出生数は1万223人。
 一方、青森県の婚姻件数は6401組(前年6405組)、人口1千人当たりの婚姻率は前年同様4・6で、全国42位(同44位)となった。
 離婚件数は2828組(同3014組)、離婚率は2・04と0・11下回ったが、全国ワースト10位(同ワースト7位)と依然、高い水準。
 合計特殊出生率の上昇について、青森県健康福祉部は「単年だけを見て、少子化に歯止めがかかったとは言えない」と説明。
 その上で、今後も少子化対策として「子育て支援のほか、若年層のために産業、雇用分野の施策に重点的に取り組んでいく」と強調している。

  合計特殊出生率
 15〜49歳の女性の人口と、それぞれが1年間に産んだ子供の人数を基に、年齢別の出生率を算出し、合計した数値。1960年代から70年代前半までは2前後で推移していたが、75年に2を割り込んで低落傾向になり、2005年には過去最低の1・26を記録した。晩婚化や未婚化などが原因とみられる。人口維持に必要とされる水準は2・07。
【写真説明】
青森県の合計特殊出生率と出生数の推移

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