昭和三陸大津波慰霊祭 犠牲者の冥福祈る(2010/03/10)
昭和三陸大津波の慰霊碑に向かって手を合わせる出席者
 洋野町種市の八木郵便局近くにある昭和三陸大津波の慰霊碑前で7日、慰霊祭が行われ、消防団や住民ら約100人が、犠牲者107人の冥福を祈り、津波災害の恐ろしさや教訓を胸に刻んだ。
 同津波は、1933(昭和8)年3月3日、午前2時半に三陸はるか沖で発生した地震で発生。
 町内では波の高さ6〜10メートルを観測、旧種市村で101人、旧中野村で6人の犠牲者を出した。その中でも、八木地区は最も被害が多く、79人の命が奪われた。
 慰霊祭では、水上信宏町長が「悲劇を二度と繰り返さないよう、町を挙げて防災体制の強化を図り、津波の犠牲者を出さないよう努める」、町消防団の明戸実団長が「先の2月27日の津波では幸いにして被害がなかったが、有事の際は、自主防災をはじめ、地区住民の皆さんにも協力いただきたい」とあいさつした。
 その後、参加者全員が「想へ惨禍の三月三日」と刻まれた慰霊碑に向かって焼香、静かに手を合わせ、犠牲者の霊を慰めた。
【写真説明】
昭和三陸大津波の慰霊碑に向かって手を合わせる出席者

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