川上氏、民主単独過半数「厳しい」本社政懇(2010/03/17)
鳩山政権と参院選の行方について講演した川上高志氏
 デーリー東北政経懇話会3月例会が16日、八戸グランドホテルで開かれ、共同通信社論説委員の川上高志氏が「難題抱える鳩山政権と参院選の行方」と題して講演した。7月中旬に想定される参院選について、政権の課題が山積し支持率低迷の有効な打開策も見当たらないことから、民主党の単独過半数獲得は厳しい、との見通しを示した。
 共同通信社の今月の世論調査で内閣支持率は36・3%と発足直後から半減。支持しない理由として、鳩山由紀夫首相の指導力や有効な経済政策がないことなどが上位を占めた。
 支持率低下の背景について、川上氏は「政治とカネの問題がすべてでなく、政権が経済や社会保障などの将来像を描けなかったことが要因」と解説。「決断と説得を行うのが政治の神髄。今の鳩山首相にはそれができていない」と指摘した。
 最大野党の自民党に関しては「再生が大きな課題。ごたごたが続くと民主党を救うことになる」と強調。鳩山邦夫元総務相らの新党結成の動きには「散発的な動きが続くが、まとまったインパクトのある政党ができて、参院選でブームになるような状況にならない」との見方を示した。
 参院青森選挙区の展望については「民主、自民とも候補が決まったが、まだ読めない状況。全国的にも重要な選挙区の一つになる」とした。
【写真説明】
鳩山政権と参院選の行方について講演した川上高志氏

now loading..................