ライト兄弟の複元機展示/三沢航空科学館(2010/03/20)
幅12.3メートルの巨大な主翼部分を組み立てる職員
 1910(明治43)年の日本初の動力飛行を記念した「航空100年」にちなみ、三沢市の青森県立三沢航空科学館で20日から、ライト兄弟が人類初の動力飛行を達成した「ライトフライヤー号」の復元機が常設展示される。全国で実物大の復元機を見学できるのは新千歳空港(北海道)などに限られており、その雄姿に航空ファンの注目が集まりそうだ。
 復元機は全長6・4メートル、主翼の幅12・3メートルの複葉機。ライト兄弟の快挙達成から100年の節目に合わせ、九州航空宇宙協会(福岡県)が04年、米スミソニアン博物館に現存する設計図を基に製作した。
 木枠に特殊な布を張って忠実に再現しただけではなく、世界中に存在する復元機とは違い、テストフライトに成功しているのが最大の特徴だ。
 福岡市からトラックで約1200キロの“長旅”を終え、13日に三沢入りした復元機。14日は格納庫から展示スペースに運び出され、職員と駆け付けた協会関係者が慎重に組み立て作業を行っていた。
 同館の平野真理彦副館長は「世界的にも貴重な資料。日本人だけでなく三沢基地の外国人も楽しめるのでは」と話している。
 20日には同館で除幕式が行われる予定。また同日から10月下旬までの期間、航空100年のイベントの一環で、映画で使用された零戦の復元機も展示する。
【写真説明】
幅12.3メートルの巨大な主翼部分を組み立てる職員

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