八戸市、田向地区の都市計画変更案を提示(2010/07/30)
 八戸市田向地区の土地区画整理事業で、市は29日、市庁で市民を対象にした説明会を開き、同地区の都市計画変更案を提示した。以前、大型商業施設の立地構想が浮上した市立市民病院西側の土地をめぐる用途変更については、市田向土地区画整理組合(中村進一理事長)の提案通り、第2種住居地域の拡張と第1種中高層住居専用地域への変更が盛り込まれた。変更案に対し、出席者からは「商業施設は周辺に十分ある」など、反対の声が多く上がった。
 同病院西側の土地は、同組合が店舗面積1万平方メートル以内の商業施設と、昨秋の市長選で小林眞市長が公約に掲げた「総合保健センター」の立地を想定している。現状では第2種住居地域、第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域の3種類が混在しているとして、都市計画法に基づき、今春、市に用途変更を提案していた。
 市の変更案によると、第2種住居地域の拡張部分の面積は約1万6千平方メートル。変更前は床面積が最大で150平方メートル以下の店舗しか建設できなかったが、変更後は1万平方メートル以内の商業施設の立地が可能になる。同土地の南側約4万2千平方メートルは、総合保健センターの整備に備え、第1種中高層住居専用地域とする。
 変更案で第2種住居地域内に位置する「毘沙門公園」は、道路を挟んで市民病院側に移す考え。面積は変更前、変更後ともに2千平方メートル。また、幹線道路に面する地域の一部も、1500平方メートル以下の店舗や公共施設などが立地できる第2種中高層住居専用地域への変更を目指す。
 説明会には中心街の商業者や周辺住民ら約50人が出席した。用途変更に至る経緯などに批判が出た。
 市は変更案について、縦覧を経て、8月23日の市都市計画審議会に諮る予定。

now loading..................