
| 再処理工場10月の完成見直し/原燃(2010/07/30) |
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10月の完成(試運転終了)がほぼ困難となっている六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場について、日本原燃の川井吉彦社長は29日の定例会見で、「慎重に試運転の進め方を検討していく」として、完成までの工程が長期化する可能性を示唆した。中断しているガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験の再開準備に、当初は7月中に着手する予定だったが、国の認可などに時間を要するため、試験開始が大きくずれ込む見通しだ。 原燃は28日、試験中断の原因となったガラス溶液の抜き出し不調が炉底の温度管理に起因しているとして、炉内に温度計を追加設置する設計と工事方法の認可申請を行った。 再開には国の認可とともに温度計の製造や設置工事が必要だが、現段階で再開時期の見通しは立っていない。 さらに再開前には▽溶融炉が入ったセル(密閉された部屋)内の機器に改良が必要かどうかの判断▽溶融炉の安定運転に向けた実規模試験施設(茨城県東海村)での試験実施―などを行う計画だ。 川井社長は「これから検討を開始する」と工程見直しに言及したが、新工程を示す時期に関しては「それなりの時間が必要」と述べるにとどまった。 試運転の最終段階となる固化体製造試験は、2008年12月から長期中断している。原燃は昨年8月の時点で、今年7月の試験再開の準備開始、10月工場完成とする工程を示していた。 |
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