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ガラス固化体製造で確認に時間 試運転工程組み換え
(2007/12/15)
 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、十一月中旬に終了予定だった試運転第四ステップが、一カ月すぎても終わらない。装置の故障が相次いだ上、ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造の性能確認に時間がかかっているためだ。日本原燃は十四日、試運転工程の一部を組み換えると発表した。最終の第五ステップは三カ月かかるとされ、来年二月予定の完工がずれ込む計算となるが、原燃は「組み換えにより、結果的に短縮できる」と、完工時期に影響はないとしている。
 組み換えは、第五ステップで予定していた核燃料のせん断を前倒しする一方、固化体製造の性能確認の一部を第五ステップにずらす。これにより工程は短縮されるという。原燃は同日、経済産業省原子力安全・保安院に計画変更を申請した。
 原燃によると、高レベル放射性廃液とガラス原料を溶かす溶融炉で、温度を一定に保つための性能確認や運転技術の習熟などに時間をかけている。
 固化体製造の性能確認に使用する廃液が足りなくなる見通しとなり、第五ステップでせん断する予定だった核燃料約百六十トンのうち、六十トンを前倒しすることにした。
 また、第四ステップで性能確認を終える予定だった二系統の製造工程のうち、片方を先行させる。もう一方は第五ステップに先延ばしした。
 原燃は「固化体の製造能力に問題はないが、もっと理想を追いたい。決して難航しているのではない」と強調。
 全体スケジュールについて「きちんと収まる。第五ステップは年内に始めたい」としている。当初、第五ステップには約三カ月かかるとしていた。
 八月末に始まった第四ステップは、二カ月半で終了の予定だったが、九月から十月にかけて装置故障などにより核燃料せん断が断続的に中断。十一月に始まった固化体製造工程も溶接装置故障で一時中断を余儀なくされた。